婚活プロフィールにおける職業欄が大事だってこと、男は知ってる。
そろそろ婚活回想録に戻ります。
そんなこんなで、年上もダメ、
年下も乗り気になれない・・・
という時を経て、しばらくもうひとりでいいやと思って婚活をお休みしたけれど、しばらくするとやっぱり
王子さまは自然にはやってこない
ということを思い出し、婚活パーティーにでかけていきました。
「国家公務員」は本人の実力以上にモテる
久々に行ったその回は私にとっての王子さまの気配のする男性がおらず、まあ来てしまった以上誰の番号も書かないというのもなんなので、特に感じ悪いと思わなかった人を数名書くことにしました。
その中に、職業「国家公務員」と書いていた人がひとりいました。
お仕事の内容を聞いてもあまりピンとこなかったのだけれど一応その人の番号もいれておきました。
安定した職業=魅力的
と感じてしまうのは婚活での出会いの入り口では大きなポイントです。
途中経過で自分の意中の人の人気度がわかるのですが、なんと!国家公務員氏はその日来ていた女性全員から票を得ていました。
そこまでか。
いや、自分もそこに手を挙げてしまった一人でもあるのだけれど、
国家公務員ってだけでそこまで強いのか。
いや、もしかしたらその人に魅力があったのかもしれないけれど、私にはわからなかった。
わからなかったけど、せっかくだし、もったいないお化け出たらこまるし、番号書いちゃったけど。。。
その日のカップル発表後は、男性陣が先にでていくという手順だったのですが、国家公務員氏と何を話したのかほとんど覚えていないけど、その瞬間をはっきりと覚えてる。
男性陣の列の一番最後に会場を出ようとした国家公務員氏は、ほんの一瞬立ち止まって女性陣をぐるっと見渡し、微笑みを浮かべた。
なんやろ、なんかムカついた。
カップルにならなかったし、ただのやっかみに聞こえるかもしれないけど、なんかほんとにムカついた。国家公務員ってだけで彼に一票を投じてしまった自分にもムカついた。
もし、彼が職業欄に「公務員」と書いていても結果は一緒だったのかな。
「公務員」と書かれるのと「国家公務員」とかかれるのだったら後者のほうがリッチな感じがする。
「肉」と「熟成肉」、「サーモン」と「トロサーモン」くらいの差がある。
それを熟知したうえであえて「国家公務員」と書いたのであれば、もしかしたらそこらへんが彼の本当の魅力だったのかもしれない。
嘘つき!って怒るほどでもないけど盛ったよね?って人もいた
別の回の婚活パーティーで出会った人。その人のことは後日また書くかもしれないけどなんだか魅力のある人だった。誰が見ても男前って感じではないんだけれど、逞しさと優しさを持ち合わせていそうな雰囲気。職業は営業職と書いてあった。
結果的には運よくカップルになれたのでデートをすることに。趣味の話とか、食べ物の話とかもとっても気が合ったので一緒に居て楽しかった。
仕事の話になると、なんだか漠然としていて何の営業なのかよくわからない。よくよく聞いていると、
「ん~。親と一緒に自営業してるんだ。」
「ん~。親と一緒に自営業してたこともあったんだ。」
あれ?過去形?営業ってなに?
さらによくよくよく話を聞いていると、彼は真剣に学びたいことがあって40代後半だけれど学校に行きなおしてるとのこと。
ああ、そういうことか。
何か夢があってがんばることができるって素敵。
↑ってのは、結果論であって、その人に魅力があるから寛大な受け取り方できたけど、婚活パーティーのプロフィール欄に「学生」と書く根性はなかったよう。
まあ、確率が下がるからだろうけど。
婚活パーティーで相手を知ることって不可能。相性や好きになれそうっていう不確かなものよりも、職業、年収に目が行ってしまうのはどうしても仕方がないこと。
女性がすっぴんで婚活パーティーにいかないのと同様、男性も知恵を絞ってきているのだ。
騙すとか、詐欺とかはまた別のはなしだけれど、男女問わずある程度の「盛り」が出会いの入り口には潜んでいると思うので、それが「可愛い」と思えることなのか「許せない」と思うのかは相手をちゃんとみて判断していく必要がありそうです。
疑り深くなるわけではないけど、
婚活パーティーではちょっとぐらい盛ってるだろう
ぐらいの気持ちで臨んだほうがいいかもしれない。