かなり年上の紳士とデートしてみた件
ルックスに目がくらんで失敗しないようにと、まったくタイプじゃない魚屋さんとカップルになったにもかかわらず、カップルなり逃げされて凹みました。
cocomax.hatenadiary.jp
魚屋さんて、釣った魚に餌をやらないってほんとなんだ。
と、小学生でも知ってることに今さら気づく。
一緒に居た時間が長ければ長いほど、別れるのって辛くなるけど一緒に居た時間があまりにも短すぎると立ち直りも早い。一緒に居た時間、3分くらい。。。
さ、次いってみよう。と、次の婚活パーティーにわりとすぐにいきました。
40代限定婚活パーティーだったとしても30代も50代も来てたりする
なんかね、私、へんなとこ律儀だから40代限定に行きたかったのにちゃんと誕生日を迎えるまで待ってしまったりしたんだけど、世間はそこまで律儀じゃなくてわりとそこらへんの境界線あいまいだったりする。
運営側も人数集めないと儲からないから、そこらへんざっくりOKなんだろうけど、30代後半とか、なんだったら50代の方もいらっしゃっているのが現実。
で、その日に出会ったのがなんと59歳の紳士。
とても知的で清潔感あふれる人で、結婚歴もなし。人当たりもいいし、体も鍛えてるし、そこそこモテたみたいだけど仕事一筋できちゃった部分もあったり、家のこともなんでも一人でやれてきたいわゆる、
おひとりさまのプロ
みたいな人。
定年を前にして、定年後に一緒に旅行行ったり、歌舞伎をみにいったり、料理したり・・・と今後もてあますであろう時間を共に過ごせる人を探しているらしい。
ほぼ60歳の人とデートなんて考えたこともなかったけど、少し好奇心がでてしまったのと、知的な人は好きなので、ご飯くらい食べに行ってもいいかななんて気持ちになってしまいました。
ほぼ60歳の紳士とデートしてみた
待ち合わせは日本料理屋。
緊張感高まるようなお店ではなく、とっても丁寧なお料理がでてくるけどどこかほっとするようなこじんまりしたお店です。さすが紳士、素敵なチョイス。
上品なお料理と、美味しい日本酒。
お酒は飲めるほうじゃないのだけれど、ほんとに美味しい酒はへんに酔わないし、こういう風に飲むんだよと、おつまみを口に含んだあとの塩分とともに味わうといったたしなみ方や、こういう料理にはこういう酒が合うなどを丁寧に教えてくれた。
飲みたくないといってもとりあえず付き合えよとばかりに、一杯目のウーロン茶を許してくれない人もいるけれど、こんな風にお酒をすすめられるとちょっと飲んでみようかなっていう気持ちにもなる。
そういうウンチクが苦手な女性もいるかもだけど、私は嫌いではない、いや好きだ。
軽いファザコンなのかもしれない。
と、こんなにべた褒めしておいてアレだけど。
一緒に過ごす時間は確かに心地いい。
できるんか?できるんか?と自問自答
居心地が重要なポイントという部分では満たされている。
だけど・・・
親子ほど年が離れてるとなると、
目の前の紳士がやはりお父さんに見える。
これ、恋人目線で見れるか、私?見れるんか?いずれそんな日が来て一緒にベッドインできるんか?できるんか?
と自問自答がぐるぐるぐるぐる。お父さんに見えるかもな人の前で悶々とする私。
手は繋げるけど・・・それ以上はやっぱり・・・む、無理かもしんない。
そんなんはじめからわかってたやろーーーと、全国の定年間近独身組合から訴えられるかもしれないけど、無理なもんは無理だ。
デートの途中からハッとしてきて、居心地いいけどこの先はないとはっきりわかってしまったので、
これではただの食い逃げではないか。
カップルなり逃げのほうがよっぽどマシ。ほんとごめんなさい。
こういうのの確信犯的なやつが、婚活詐欺で保険金かけたりするやつだから、紳士さん気を付けて。
さんざん詐欺師がどーのと言っておきながら自分が詐欺師になった気分。
同じ年頃の相手だったらここまで思わなかったんだろうけど、とっても悪いことしたなと申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。あれから何年か経ってこの記事を書いてるので、今頃紳士さんは誰かと幸せになっていることを心から願います。
紳士さん、アディオス。